〜シート防水の必要性について〜(防水工事)

シート防水は耐用年数と費用の
バランスが良く費用対効果の高い
工事にできるのが特徴です。
広い面積をむらなく施工できるので
アパートやマンションの屋上等で
よく採用されています。
ただしシート防水の中でも
工法が分かれる工事なので
施工したい場所の状態にあったものを
選ぶことが最も重要になります。
この工事には2種類の工法があります。
〜密着工法〜
・専用の接着剤で施工箇所と
シートを接着する工法
通気性は無いのでまだ
雨漏りしていない箇所向けです。
接着剤を使用するため
施工箇所を十分に乾燥させる
必要があります。
〜機械固定工法〜
・専用の機械で施工箇所と
シートを接着する工法
密着工法と違い施工箇所から
シートの一部が浮いた状態に
なる工法です。
通気性を確保できるので
雨漏りしていても施工可能です。
施工箇所に合っていないものを選ぶと
工事後に不具合が発生する原因となります。
必ず専門業者に 点検を依頼し
どちらの工法が最適か選定して
もらいましょう。

〜シート防水が適した屋上2選〜
基本的にシート防水は
屋上に使用されますが
特にどんな状態の屋上に
おすすめなのかを紹介します。
・貯水槽やトップライトがない屋上
シート防水は貯水槽や
トップライト(天窓)がない
できるだけ平坦な所には
おすすめです。
なるべく障害物がない屋上の方が
シートの継ぎ目が少なくでき
あとから水が入ってきてしまう
心配がないためです。
反対に固定されている物が
多い場所には不向きです。
シートを接着するのが難しいので
障害物と屋上の隙間から水が
入ってきてしまう恐れがあります。
シート防水を施工するなら
なるべく固定されているものが
無い屋上がおすすめです。
・屋上の補修工事
防水工事が今回で2回目以降の
屋上ならシート防水がお勧めです。
なぜなら下地の状態を選ばず施工が
できるからです。
既に行われている防水と違う種類の
ものを施工する場合組み合わせによっては
相性が悪く不具合が起こることがあります。
シート防水は前に防水工事を
行った箇所の上にそのままシートを
かぶせる為下地の状態によって
後から不具合が起こる心配が
ありません。
耐用年数は10年~15年程です。
貯水槽やトップライトなどの
無い平坦な屋上や防水工事が
2回目以降の場合におすすめの工法です。
お困りの際は是非ご相談ください。